数千株から選抜した森永乳業独自の「はぴねす乳酸菌(Lactobacillus helveticus MCC1848 加熱殺菌体)」を配合し、腸内環境を整え妊活中の体調管理をサポート。
同商品は妊活に悪影響を及ぼすストレスに着目し、気分を前向きに保つ機能が期待される「はぴねす乳酸菌」ほか、テアニン、GABA、葉酸、グリシン、ビタミンDを配合。粉末タイプで手軽に摂取でき、6か月以上の乳幼児から飲める。今年3月から公式サイトやEC中心に販売している。
背景には男性不妊の約8割を占める造精機能障害や加齢による精子数減少の課題がある。日本の出生数は2024年に過去最低の68万人、出生率は1.15人にまで低下。不妊に悩むカップルは4.4組に1組とされ、その原因の約半数は男性側にある(WHO調べ)。ストレスは女性ホルモンや男性の精子運動率に悪影響を及ぼすことが知られ、乳酸菌を使った心身のケアが注目されている。
森永乳業機能素材事業部機能素材統括シニアマネージャー古田雄一郎氏は「妊活は国内外で重要なテーマ。『はぴねす乳酸菌』も、すでに世界展開が進む『シールド乳酸菌』のように、将来的にはグローバル市場を視野に入れている。海外の知見も取り入れつつ、日本市場に還元していきたい」と語る。