堀口氏は、不確実性が高まる環境や来年10月に控えるビール類酒税の一本化について触れたうえで「業界を持続的に活性化させていくことが重要。ビールは、人と人をつなげて活力をお届けする商品。共通課題である物流や原料の品質安全性、環境問題など、トータルで業界が魅力化されることを願う」と表明。
またアルコール関連問題について「業界として社会的責任を果たすべく、常にアップデートを加えながら積極的にアクションを起こしたい。ビール魅力化とアルコール関連問題をはじめとした社会的責任への対応は、業界が持続的に発展していくための両輪。公正な競争環境と協調関係の構築へ具体的なアクションに取り組む」と述べた。
このほか重点事項として、公正取引推進、酒税に関する要望活動、物流効率化、原料の品質・安全性確保、環境問題、技術力向上といった諸課題について業界で協調しながら取り組む姿勢を強調した。