【第1位】ホンダ CB400スーパーフォア Eクラッチコンセプト 噂のコンセプトモデルにまたがった青木氏(左)は、開発責任者を務めたホンダの中村氏をロックオン。納得するまで質問を続けた
国内最大級のバイクの祭典が、今年も各地でド派手に開催! 大阪(3月20~22日)を皮切りに、東京(3月27~29日)、名古屋(4月10~12日)と巡回。
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【ホンダの伝説モデルが〝電撃復活〟!】青木 毎年恒例、日本最大級のバイクの祭典「モーターサイクルショー」を取材しました。今年も各社が最新モデルを引っ提げて大集結です!
――それでは輝く1位は?
青木 文句ナシで、ホンダCB400スーパーフォアコンセプトです。環境規制の強化によって生産終了となった〝スーフォア〟は、1992年の初代登場以来、教習車としても採用され、日本のライダー人生に深く関わってきました。まさに〝日本を代表する400cc・4気筒モデル〟と言っていい存在です。
――普通二輪免許で乗れるスタンダードバイクとして、その存在感は別格です。
青木 後継モデルを望む声も途切れることはありませんでした。そんな背景を受けての登場だけに、アンベールの瞬間、会場の空気は一変。拍手とどよめきが同時に起きました。発表直後には、開発責任者を務める中村拓郎氏にも話を聞くことができました。
――具体的には?
青木 開発の出発点は、「この時代に通用する400ccスタンダードネイキッドとは何か」。徹底的に検討した結果、「これはCBだ」という結論に至ったそうです。
――単なる復刻ではなく、現代のニーズから生まれた一台というわけですね。
青木 エンジン、シャシーともに完全新設計となっています。加えて近年、400ccクラスは中国をはじめとする海外市場で需要が拡大中。その世界的な流れも、今回の開発を強く後押ししたといいます。
――注目ポイントは?
青木 まず目を奪われるのが、集合マフラー。1974年のドリームCB400フォアを想起させる造形で、往年のファンにはたまらない演出でしょう。灯火類はフルLED化されつつ、テールライトは丸目2灯。しっかりとCB400の血統を感じさせるデザインに仕上がっています。
――エンジンについては?
青木 詳細なスペックは未公表ですが、中村氏は「扱いやすく、回して楽しい特性」を最優先にしたと語っていました。「ホンダらしい4気筒とは何か」を原点から見直したそうです。
また、ホンダモーターサイクルジャパンの室岡克博社長も、「街乗りからツーリングまで、あらゆるシーンで楽しめるモデルになる」とコメントしています。
――市販化の可能性は?
青木 現時点では参考出展ですが、複数のボディカラーが用意されています。この点を見ても、市販化はかなり現実的とみていいでしょう。
【第2位】ホンダ CBR400Rフォア Eクラッチコンセプト 見た目はギンギンのフルカウルマシン。しかし実際にまたがると前傾はきつすぎず、気負わず楽しめる仕上がりに!!
――2位もホンダですね。
青木 CBR400Rフォアコンセプトです。CB400スーパーフォアと並行して開発されていたという事実には驚かされました。ホンダの400cc・4気筒フルカウルモデルは、1996年のRVF以来、実に約30年ぶりの復活という、やりすぎの極み!
――仕上がりは?
青木 セパレートハンドルを採用し、ライディングポジションはスポーティ。ただし過度な前傾ではなく、扱いやすさも重視されています。
フロントは3眼構成で、ヘッドライトとウインカーを一体化した先進的なフェース。リアには逆三角形の極小LEDテールライトを採用し、前後で強いコントラストを演出しています。足つき性も良好で、「レース志向ではなく、楽しさ重視」という開発陣の狙いが伝わってきました。
【第3位】ヤマハ XSR155 今のところ販売は海外限定。それでもモーターサイクルショーに実車が登場した以上、国内導入が目前に迫っているのは確実か!?
――3位は?
青木 ヤマハXSR155です。ストロボカラーをまとった展示車には、人だかりが絶えませんでした。
丸形LEDヘッドライトやフラットなシートなどクラシカルな意匠に、水冷155cc単気筒エンジン+VVA(可変バルブ作動機構)という現代的メカニズムを融合させ、扱いやすさと高回転域の伸びを両立しています。
――国内販売は?
青木 現在は海外専売ですが、今回の展示は国内導入への布石とみるべきでしょう。日本で販売されれば高速道路も走れるため、幅広い層に支持されそうです。
【第4位】スズキ SV-7GX 電子制御ドライブモードセレクターにより、シーンや腕前に合わせた出力調整が可能。国内デビューも間近とみられ、こちらもヒットの予感がプンプン
――4位は?
青木 スズキの新型SV-7GXです。SV650譲りのVツインDOHCエンジンをトレリスフレームに搭載。低中速域のトルクを生かしたクロスオーバーモデルですね。
精悍なフロントマスクに、ハーフカウルとスクリーンを装備し防風性も確保。電子制御ドライブモードも備え、シーンに応じた走りが楽しめます。国内投入も現実的でしょう。
【第5位】ビモータ KB399 ブレンボ製キャリパーを採用して146万3000円。
――5位は?
青木 ビモータKB399です。ZX-4Rをベースに、専用外装と赤いフレームで強烈な個性を放っていました。
【次点】トライアンフ トラッカー400 肘を張るワイドハンドルのアップライト姿勢がキマる、ダートトラックレーサースタイル。これで価格は80万9900円というから魅力的
――次点は?
青木 トライアンフのトラッカー400。アップライトなポジションにナンバーボードなどダートトラックの要素を取り入れている。近年、400ccクラスに本腰を入れるトライアンフは、輸入車ビギナーにも身近な存在になっています。
撮影/宮下豊史
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