横浜F・マリノスは23日、アビスパ福岡からDF實藤友紀を完全移籍で獲得したことを発表した。両クラブの公式サイトで伝えている。


 アビスパで約4シーズンを過ごした實藤は、新天地で背番号19番を背負うことに決まった。横浜FMの公式サイトを通じて、以下のようなコメントを発表している。

「はじめまして!アビスパ福岡から加入することになりました實藤友紀です。伝統あるクラブに加われる事に嬉しい気持ちと、とても責任を感じています。今までの経験を生かして1日でも早くチームに貢献出来るように必死にやっていきます。
これから応援よろしくお願いします」

 また、アビスパの公式サイトでは、「まずは、この様なタイミングでの移籍となってしまったことを本当に申し訳なく思っています。
そして、皆さんにきちんと挨拶ができないまま、福岡を離れなければいけないことが何よりも心残りです。ファン・サポーターの皆さんへは感謝してもしきれない思いでいっぱいです。本当に本当にありがとうございました」とのコメントに続けて、地元のファンとの交流や西日本豪雨の際のエピソードをあげながら、古巣への感謝を述べた。

 實藤は1989年1月19日生まれの31歳。2011年に川崎フロンターレでデビューを果たし、J1では通算93試合に出場し3得点の記録を持つ。昨季はアビスパ福岡でリーグ戦32試合に出場した。