パリ・サンジェルマン(PSG)は4日、エヴァートンからイタリア代表FWモイーズ・キーンを期限付きで獲得したことをクラブ公式サイトで発表した。

 契約期間は2021年6月30日までの1年間。
契約に買い取りオプションは付いていないという。キーンは昨季、エヴァートンで公式戦33試合に出場し、2得点2アシストを記録した。同選手はPSG加入に際し、以下のように喜びを語っている。

「パリ・サンジェルマンの選手になれたことを本当に誇りに思うし、幸せだ。昨シーズンのチャンピオンズリーグで決勝に進出したことからも分かるように、パリ・サンジェルマンは世界最高のクラブの一つだ。このような野心的で、母国でも高い評価を得ているクラブに加入できたことを嬉しく思っている。
世界最高の選手たちと一緒にプレーできることを楽しみにしているよ」

 現在20歳のキーンはユヴェントスの下部組織出身。2017年にトップチームを昇格を果たすと同時にヴェローナへ期限付き移籍。翌年にユヴェントスに復帰したが、2019年夏にエヴァートンに完全移籍で加入した。また、2018年にはイタリア代表ビューを果たし、これまで5試合に出場し、2得点を記録している。