期限付き移籍期間は2020-21シーズン終了まで。
現在29歳のウィリアン・ジョゼは2011年に母国グレミオ・バルエリからマルドナド(ウルグアイ)に加入。同クラブ在籍時には、サン・パウロやグレミオ、サントス、レアル・マドリード・カスティージャ、レアル・サラゴサ、ラス・パルマスと、様々なクラブへの期限付き移籍を経験した。同選手は2016年夏にレアル・ソシエダへと完全移籍した。
レアル・ソシエダ加入後は、公式戦通算170試合に出場して62ゴール15アシストをマークした。
ウルヴァーハンプトンは、エースのメキシコ代表FWラウル・ヒメネスが昨年11月に頭蓋骨骨折の大けがを負って以降、最近のリーグ戦9試合で1勝2分6敗と苦しんでいる。現在はU-20ポルトガル代表FWファビオ・シウヴァがメインストライカーを務めているが、18歳は今季のリーグ戦で2得点のみ。また、今冬にはフィオレンティーナへと期限付き移籍していたイタリア代表FWパトリック・クトローネを呼び戻したが、同選手は今季の公式戦でいまだにネットを揺らしていない。ウィリアン・ジョゼはプレミアリーグ初挑戦となるが、“ウルヴス”の新たな得点源としての活躍が期待される。
なお、ウィリアン・ジョゼは現在、労働許可証の交付を待っており、来週までイギリスに入国できないようだ。