【プラス材料】
複数失点による連敗中ではあるものの、悲壮感はそこまで漂っていない。
前節のサンフレッチェ広島戦から今節まで約2週間と十分に時間があり、コンディションを整えることができた。暑さが残るホームでの試合、九州独特の蒸し暑さに対戦相手は苦しむだろう。ホームの利を生かしたいところだ。
【マイナス材料】
降格が徐々に現実味を帯び、気の抜けない試合が続く。
得点数がリーグワーストの18得点、失点数も19位の47失点。
文:totoONE編集部
■湘南ベルマーレ 新体制発足でチーム内の競争が激化。変貌を遂げる可能性も
【プラス材料】
1日付けで山口智コーチが新監督に就任した。シーズン途中での監督交代に、選手もスタッフもそれぞれが責任を感じていることだろう。
就任にあたり、山口監督はサッカーのベースに今一度フォーカス。あわせてポジショニングや止める・蹴るなど、ディテールを掘り下げている。ネジを締めるように細部を見つめ直す作業は、湘南ベルマーレらしい一体感を呼び覚ましそうだ。
新体制で臨む今節のメンバー予想は難しい。チャンスは横一線、競争は激しさを増し、これまでと大きく変わる可能性も。
【マイナス材料】
前節はホームに浦和レッズを迎え、スコアレスドローで勝ち点を分け合った。8試合ぶりの無失点を記録した守備面はプラスに捉えられるが、相手よりもチャンスを多く作った展開を思えば、勝ちきれなかった事実は歯がゆい。今季最多の5得点を挙げて勝利した第26節のセレッソ大阪戦から一転、無得点に終わり、今季初の連勝もお預けとなった。勝って残留争いを抜け出すためには、得点力不足の解消が欠かせない。
今節対戦する大分トリニータはホームでの前回対戦で2-0の勝利を収めた反面、通算対戦成績では10勝7分13敗と黒星が先行している。
文:隈元大吾