コンヤスポル(トルコ1部)に所属する元トルコ代表DFアーメト・チャルクが、交通事故により亡くなった。27歳だった。


 現地メディア『haberankara』によると、事故は現地時間11日の9時頃に発生した。チャルクの運転する車が高速道路上で制御不能となり、柵を乗り越え転覆。駆けつけた救急隊員により、その場で死亡が確認された。車に乗っていたのはチャルク1人だったと見られており、当局による捜査が行われている。

 チャルクはゲンチレルビルリイの下部組織出身で、2013年8月にデビューを飾った。2017年1月からはガラタサライでプレーし、DF長友佑都(現FC東京)ともチームメイトだった。
2018年と2019年には同クラブでスュペル・リグ連覇を達成した。2020年10月にコンヤスポルへ移籍し、今季はリーグ戦18試合に出場してチームの好調を支えていた。

 また、各世代別のトルコ代表で活躍し、2015年11月にA代表デビューを果たした。EURO2016の大会メンバーにも選ばれ、通算8キャップを数えた。

 訃報を受け、コンヤスポルやガラタサライ、トルコサッカー連盟(TFF)などが哀悼の意を示している。