日本サッカー協会(JFA)は29日、なでしこジャパン(日本女子代表)のスタッフ1名から新型コロナウイルス陽性反応が示されたことを発表した。

 なでしこジャパンは現在、AFC女子アジアカップインド2022に参加している。
28日、大会で定められている検査において、当該スタッフ1名の陽性が確認された。

 当該者はこれまでの検査は全て陰性で、現在も無症状で体調不良などの報告はない。また、他のチーム関係者で濃厚接触者に該当する者はなく、全員の陰性が確認されているとともに、体調不良の報告もないという。

 JFAは「当該者の回復に万全を期すとともに、チーム関係者等の安全と感染防止に細心の注意を払いながら活動してまいります」とコメントしている。

 なでしこジャパンは30日に準々決勝でタイ女子代表と対戦する。勝てば2023年にオーストラリアとニュージーランドの共催で行われるFIFA女子ワールドカップの出場権を獲得する。