2021年8月からチームを率いる小菊昭雄監督の下、着実に練度を高めてきたC大阪が、悲願のJリーグ制覇に挑戦する。
C大阪は21分に絶好機到来。ゴール前でこぼれ球に反応した為田大貴が押し込もうとしたが、惜しくも枠の上に外れた。
するとその1分後に新潟が先制する。
しかし28分、C大阪がすぐに試合を振り出しに戻す。右サイドの深い位置からクルークスがゴール方向に向かう鋭いクロスを供給。為田が頭で合わせて押し込んだ。
前半終盤にはC大阪が何度か新潟のゴールに迫ったものの、相手GK小島亨介の好セーブに遭う。前半に追加点は生まれず、1-1で折り返す。
こう着状態が続くなか、C大阪は71分に2枚替えを敢行。香川がレオ・セアラに代わってピッチへと入り、4662日ぶりにJリーグ出場を果たした。
すると75分、C大阪が逆転に成功する。
しかし80分、新潟が追いつく。伊藤の右コーナーキックに千葉和彦が頭で合わせた。
試合はこのまま終了し、開幕戦は2-2の痛み分けに終わった。
【スコア】
セレッソ大阪 2-2 アルビレックス新潟
【得点者】
0-1 22分 谷口海斗(新潟)
1-1 28分 為田大貴(C大阪)
2-1 75分 奥埜博亮(C大阪)
2-2 80分 千葉和彦(新潟)
【スターティングメンバー】
C大阪(4-4-2)
清水圭介;毎熊晟矢、マテイ・ヨニッチ、西尾隆矢、山中亮輔(81分 舩木翔):ジョルディ・クルークス(81分 中原輝)、奥埜博亮、原川力(71分 鈴木徳真)、為田大貴;レオ・セアラ(71分 香川真司)、北野颯太(66分 加藤陸次樹)
新潟(4-2-3-1)
小島亨介;藤原奏哉(77分 新井直人)、舞行龍ジェームズ、千葉和彦、堀米悠斗(86分 トーマス・デン);高宇洋、島田譲(77分 秋山裕紀);三戸舜介、伊藤涼太郎、小見洋太(66分 松田詠太郎);谷口海斗(66分 鈴木孝司)