今シーズンは国内3冠に近づきながらも、夏場の急失速で無冠に終わった名古屋グランパス。
1993年7月15日生まれの杉本は現在30歳。京都サンガF.C.の育成組織出身で、トップチームに昇格した後に、徳島ヴォルティスや横浜F・マリノスなどを経て、今年3月にベガルタ仙台から名古屋グランパスへと加入。しかしながら、今シーズンの公式戦出場はゼロとなっている。
1987年6月30日生まれの武田は現在36歳。現チーム内で最長在籍年数を誇り、来シーズンは9年目のシーズンとなる。
1994年5月3日生まれの河面は現在29歳。大宮アルディージャから加入した昨シーズンはケガに苦しんだものの、今シーズンは中盤戦以降に3バックの一角に定着した。公式戦23試合に出場し、精度の高い左足のキックを披露している。
2004年12月17日生まれの行徳は現在19歳。今シーズンに静岡学園高校から加入した高卒ルーキーだったが、公式戦出場機会を得ることはできなかった。
1991年4月20日生まれの野上は現在32歳。今シーズンにサンフレッチェ広島から加入すると、右ウィングバックとして、また3バックの一角として公式戦41試合に出場。前者での起用時には、タイミングよくペナルティエリア内に飛び込み、ゴールを決めるなど攻守両面で存在感を発揮した。
1993年11月6日生まれの和泉は現在30歳。プロキャリア始まりのクラブに4年ぶりの復帰を果たした今シーズン、ピッチ上で“光り輝いた”同選手は公式戦39試合に出場し5得点4アシストを記録した。一級品のテクニックに加えて、両ウィングバック、シャドー、セントラルミッドフィルダーと複数のポジションを務めるなど、ユーティリティ性も健在だ。
1991年12月25日生まれの稲垣は現在31歳。無尽蔵のスタミナと強度の高さを兼ね揃えるキャプテンは、今シーズンの公式戦45試合に出場。最終節は累積警告による出場停止となり、2020シーズン開幕節から続いていたJリーグ連続出場記録が『139』で途絶えたが、来シーズンもチームの先頭で“舵”を取っていくことになるだろう。
1999年4月5日生まれの久保は現在24歳。今夏に藤枝MYFCから加入した同選手は、名古屋グランパスのスクール出身者だ。持ち前のドリブル突破でピッチを駆け抜け、念願のトップチームで公式戦12試合に出場し2得点を記録。
1997年4月25日生まれの森島は現在26歳。名古屋グランパスU-15出身の同選手は今夏、サンフレッチェ広島から中学生以来となる名古屋グランパス帰還を果たした。加入当初は連携面の課題が残る試合が多かったが、終盤戦にかけてFWキャスパー・ユンカーら攻撃陣を司り始めていた。来シーズンは名古屋グランパスをゴールに、勝利に、タイトルに導いてくれることに期待だ。
2003年4月29日生まれの吉田は現在20歳。
1990年12月3日生まれの米本は現在33歳。今シーズンにレンタル先の湘南ベルマーレから復帰すると、ピンチの芽を摘み、攻撃のスイッチを入れる存在として長谷川健太監督が標榜する“ファストブレイク”のキーマンとなった。夏場に負傷離脱を余儀なくされたが、公式戦32試合に出場している。
1989年3月5日生まれの永井は現在34歳。昨夏に名古屋グランパスに復帰した“韋駄天”は、今シーズンの公式戦43試合に出場し6得点7アシストを記録。また、前線からの守備にも奔走するなど、献身性を以てチームを牽引した。