清水エスパルスは24日、MF乾貴士との契約を更新したことを発表した。

 現在35歳の乾は野洲高等学校を経て、2007年に横浜F・マリノスへと入団。
2008年にセレッソ大阪へ期限付き移籍すると、2009年から2011年にかけて完全移籍の形で同クラブに在籍した。2011年には当時ドイツ2部のボーフムに完全移籍し、初の海外挑戦を果たすと、その後はフランクフルト、エイバル、ベティス、アラベス(期限付き移籍)、エイバルと渡り歩き、2021年にC大阪に10年振りの復帰。2022シーズン途中から清水でプレーしている。

 今シーズンは明治安田生命J2リーグでは32試合出場で10得点、JリーグYBCルヴァンカップでは3試合出場を記録した。

 チームはJ2リーグで4位に終わると、J1昇格プレーオフに進出。しかし、決勝での東京ヴェルディ戦を1-1のドローで終えたことにより、J2リーグを3位で終えていた東京VがJ1昇格を果たし、清水は来季もJ2で戦うことが決定した。
去就に注目が集まっていた乾だが、来季も清水でプレーすることとなった。