浦和レッズは26日、DF知念哲矢がベガルタ仙台へ完全移籍することを発表した。

 現在26歳の知念は沖縄県那覇市出身で、長崎総合科学大学附属高等学校、近畿大学を経て、2020年よりFC琉球でプレー。
2021シーズンの明治安田生命J2リーグでは27試合に出場した。その翌シーズン、浦和へ完全移籍で加入すると、1年目はリーグ戦9試合、カップ戦1試合、AFCチャンピオンズリーグでは2試合に出場。迎えた今季は負傷離脱もあり、公式戦での出場は0に終わっていた。

 知念は、浦和退団に伴い、クラブ公式サイトで以下のようなコメントを残している。

「浦和レッズに在籍した2年間は、本当にたくさんの素晴らしい、このチームでしか経験できないような、サッカー選手としてもすごくプラスになるような経験ばかりでした。その反面、悔しい想いをすることも多く、我慢が多かった2年間でもありました。
『この2年間のおかげで』と思えるようにこれから頑張っていきます。少しでも早く、またみなさんと同じステージで闘えるように、この悔しさをぶつけてきます。2年間ありがとうございました」

 また、仙台に完全移籍で加入する知念は、クラブ公式サイトで意気込みを示している。

「ベガルタ仙台に関わるみなさん、はじめまして、知念哲矢です。このクラブでプレーできることをうれしく、そして感謝しています。ベガルタ仙台のために、自分の出せる力をすべて注ぎます。
共に熱く、全力で戦いましょう。よろしくお願いします」