ヴィッセル神戸は9日、セルティックからMF井手口陽介を完全移籍で獲得したことを発表した。

 1996年8月23日生まれで現在27歳の井手口は福岡県出身。
ガンバ大阪の下部組織で育成年代を過ごすと、2014年3月にトップチーム昇格を果たした。徐々に出場機会を増やすと、豊富な運動量と卓越したボール奪取能力を武器に同クラブの中盤の主軸として活躍。2018年1月にはリーズに完全移籍で加入すると、その後はスペインやドイツへのレンタル移籍を経験したものの、十分な出場機会を得ることができず、2019年8月にG大阪に復帰した。

 その後、G大阪で約2シーズン半プレーし、2022年1月にはセルティックに完全移籍で加入。しかし、同クラブでは負傷などの影響もあり主力に定着することができず。翌年2月にはアビスパ福岡にレンタル移籍で加入。
昨季は公式戦32試合に出場し、チームの中心選手としてクラブのルヴァンカップ初制覇にも貢献した。

 そんな井手口は神戸への移籍に際して、クラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。 

「初めまして、井手口陽介です。ヴィッセル神戸というチームに加入できてとても嬉しいですし、大変光栄に思います。チームの力になれるように精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします」