ここまでのリーグ戦で13勝12分8敗を記録し、勝ち点「51」の6位に立つレアル・ソシエダ。
試合は、序盤から支配率を高めるレアル・ソシエダが23分に大きなチャンスを作り出す。ハーフライン付近でボールを奪った流れから、細かくパスを繋いで左サイドに展開。オーバーラップしてきたハビ・ガランが浅い位置からアーリークロスを送ると、ゴール前に飛び込んできたミケル・メリーノが合わせたヘディングがクロスバーに直撃する。結果的にM・メリーノがオフサイドとなったものの、得点まであと一歩に迫った。
すると、33分にレアル・ソシエダがスコアを動かす。中盤でボールを受けたベニャト・トゥリエンテスが、ターンから相手をかわしてドリブルを開始。右サイドへと送られたスルーパスにシェラルド・ベッカーが抜け出すと、DFラインとGKの間にダイレクトで入れられたクロスにミケル・オヤルサバルが反応する。シュートはGKに防がれたが、弾かれたボールがアレックス・スアレスに当たってゴールイン。オウンゴールでレアル・ソシエダが先制に成功した。
攻勢を強めるレアル・ソシエダは、前半アディショナルタイムに右サイド深くでスローインを獲得し、ベッカーとDFのコンタクトによって生まれたこぼれ球をブライス・メンデスが回収。
後半開始直後の50分には、レアル・ソシエダが右サイドでコーナーキックを獲得し、ニアサイドへと送られたクロスにアンドレ・シルヴァが頭で反応。ボールはポストに直撃して跳ね返り、ジョン・パチェコがヘディングで押し込みネットを揺らす。しかし、判定はオフサイドとなり得点は取り消しとなった。
レアル・ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督は、89分に久保を投入。
【スコア】
レアル・ソシエダ 2-0 ラス・パルマス
【得点者】
1-0 33分 オウンゴール(レアル・ソシエダ)
2-0 45+1分 シェラルド・ベッカー(レアル・ソシエダ)