イケル・ムニアインとラウール・ガルシアに続き、またひとり功労者がロス・レオネスに別れを告げる。
迎えた2018年夏、アスレティック・ビルバオへと活躍の場を移した。苛烈に、そして狡猾に相手の攻撃を摘み取る“狩人”として、ガイスカ・ガリターノ監督、マルセリーノ・ガルシア・トラル監督の下で定位置を確保。が、一昨夏に就任したエルネスト・バルベルデ監督の下では負傷を境に徐々にプレータイムを失っていくと、今シーズンは公式戦18試合出場・プレータイム計692分と加入後最少に。
アスレティック・ビルバオ在籍6年で公式戦通算194試合に出場し1得点7アシスト、スーペルコパ・デ・エスパーニャと、40年ぶりとなったコパ・デル・レイ優勝を経験したダニ・ガルシア。たったひとつ、欧州大会に出場するという夢だけは叶えることができずに出発するが、同選手にはオリンピアコスが関心を寄せているという。“恩師”ホセ・ルイス・メンディリバル監督が率いるクラブはヨーロッパカンファレンスリーグ決勝戦を控えており、仮に優勝した場合は、来シーズンのヨーロッパリーグで再会することが起こり得るかもしれない。
【動画】今シーズン限りでの退団が決定したダニ・ガルシア