伊東純也と中村敬斗が所属するスタッド・ランスは、この夏に来日する。

日本代表の主力である伊東純也がチームに所属している効果は絶大のようだ。

『France Bleu』によれば、スタッド・ランスのジャン=ピエール・カイヨ会長は、こう話していたそう。

「フランスの人々は伊東純也が日本でどんな存在なのかを分かっていない。

彼は“日本のエムバペ”だ。スポーツショップに入れば、あらゆるところに伊東がいる。

おそらく彼には移籍オファーが来るだろうが、我々としては、彼が去ることを望んでいない。日本ツアーをするので特にね。

クラブにとってもかなり信じられないほどの展開だ。ツアーに行くし、招待もされるし、その費用も受け取れる。レイモン・コパ擁するスタッド・ランスがシーズン資金を調達するために世界中を旅していた時代に戻りつつある。

今の我々はシーズン資金を調達するつもりはないが、いままでは有償でトレーニングキャンプをしていたが、今や招待されてエキシビションマッチをプレーする。純也は花形スターなので、すぐに我々のもとを去ることはないだろう」

故レイモン・コパ氏は、1950~60年代に大活躍した元フランス代表のレジェンド。レアル・マドリーでもプレーした同氏はスタッド・ランス史上最高の選手とされており、1958年にはバロンドールも受賞している。

伊東効果は、超レジェンドであるレイモン・コパ氏と同等レベルということだろうか。