アーセナルに所属するイングランド人DFベン・ホワイトが戦線復帰に近づいているようだ。4日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。


 2021年夏の加入以来、ミケル・アルテタ監督率いるチームの主軸として活躍しているホワイト。加入初年度はセンターバック(CB)を主戦場としていたが、フランス代表DFウィリアン・サリバが復帰した2022-23シーズン以降は右サイドバック(SB)に定着。堅実な守備だけでなく、イングランド代表FWブカヨ・サカおよびノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアと好連携を築くなど、攻撃面での貢献度も非常に高い。

 今シーズンも開幕直後からフル稼働していたホワイトだが、慢性的な問題を抱えていたひざ関節の手術に踏み切り、昨年11月を最後に戦線離脱。現在に至るまで欠場が続いているが、約3カ月の時を経て、ようやく復帰の目処が立ったようだ。

 現地時間5日に控えるニューカッスルとのカラバオカップ準決勝セカンドレグの前日会見に出席したアルテタ監督は、ホワイトの状態について「彼はまだ欠場しているが、上手くいけば中断期間後に復帰できるだろう」と言及。ニューカッスル戦での起用は不可能としつつ、1週間以上の中断期間を経て行われつプレミアリーグ第25節レスター戦で復帰する可能性があると明言した。

 なお、アーセナルは本拠地『エミレーツ・スタジアム』でのファーストレグを0-2で落としたため、カラバオカップ決勝進出のためには2点差以上での勝利が絶対条件となる。この試合を終えると、近年恒例となっているドバイ・キャンプが行われる予定だ。
編集部おすすめ