ラ・リーガで首位に立つレアル・マドリードは、2位につけるアトレティコ・マドリードとの天王山を勝ち点1差で迎えることに。
また、前節の試合でDFアントニオ・リュディガーが離脱するなど、スクランブル状態の自チームに関しては、「ルーカス・バスケスと(エドゥアルド)カマヴィンガを起用できるようになった」と語り、「あとは、クオリティと献身性という2つの要素を備えたメンバーを選ぶことだ。その2つが成功のカギになる」と主張。さらに「今季は献身性よりもクオリティに偏っていたかもしれないが、今はその2つを組み合わせようとしているところだ」と述べ、そのバランスを模索していることを明かした。
そして、多くの問題を抱えている守備面に話を向けられると、「堅い守備は堅実性をもたらし、FW陣が精度を欠いても結果を残すことができる」との見解を示した一方で、「攻撃面は上手くやれている。前線の4人で60ゴールほどを奪っている」ともコメント。キリアン・エンバペ、ヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ、ジュード・ベリンガムの4選手が残している結果についても言及し、「バランスに欠ける部分もあるが、誰か一人を替えれば問題が解決するわけではない。守備の問題は全選手によるものである」と強調した。
さらに、守備陣は4選手の負傷離脱者により「緊急事態」になっていることも指摘。
レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードが激突するラ・リーガ第23節の一戦は、8日(土)29時キックオフ予定となっている。