今大会からフォーマットが大幅に変更されたCLは、リーグフェーズの上位8チームがベスト16へ進出し、9位から24位のチームが残り8枠をかけたプレーオフへ回ることに。
レアル・マドリードとマンチェスター・シティによる“新旧王者”対決は、レアル・マドリードが敵地でのファーストレグを3-2で制し、アドバンテージを手に本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』へ帰還。セカンドレグではキリアン・エンバペがハットトリックを記録すると、マンチェスター・シティの反撃を最終盤の1点に抑え、2戦合計スコア6-3でベスト16進出を決めた。
日本人対決も期待されたバイエルンとセルティックの一戦は、セルティックが前田大然のアシストから先制するも、90+4分にアルフォンソ・デイヴィスが値千金の同点ゴールをマーク。2戦合計スコアを3-2としたバイエルンがプレーオフを勝ち抜いている。なお、セルティックの前田と旗手怜央はセカンドレグにフル出場。ファーストレグでバイエルンデビューを飾った伊藤洋輝は、セカンドレグでは出番がなかった。
南野拓実が所属するモナコはベンフィカと対戦。セカンドレグでは南野が今大会通算3ゴール目を挙げたものの、試合は3-3のドローに終わり、ベンフィカが2戦合計4-3でラウンド16への切符を手にした。守田英正が所属するスポルティングもドルトムントに2戦合計3-0で敗れている。PSGはスタッド・ブレストとの同国対決で2戦合計10-0と大勝し、ラウンド16進出を決めた。
プレーオフではイタリア勢の苦戦も目立った。
ベスト16進出を決めたチームの内訳を見ると、イングランド勢とスペイン勢、ドイツ勢が最多の3チームとなっており、フランス勢とオランダ勢が2チームで続き、イタリア勢、ポルトガル勢、ベルギー勢が1チームずつとなっている。
ラウンド16の組み合わせ抽選会は日本時間21日に開催される。プレーオフ・セカンドレグ試合結果とベスト16へ進出したチーム、次ラウンドでの対戦相手は以下の通り。
◼︎プレーオフ・セカンドレグ試合結果
※スコアは2戦合計
ミラン 1-1(2戦合計:1-2) フェイエノールト
ベンフィカ 3-3(2戦合計:4-3) モナコ
アタランタ 1-3(2戦合計:2-5) クラブ・ブルッヘ
バイエルン 1-1(2戦合計:3-2) セルティック
ドルトムント 0-0(2戦合計:3-0) スポルティング
レアル・マドリード 3-1(2戦合計:6-3) マンチェスター・シティ
パリ・サンジェルマン 7-0(2戦合計:10-0) スタッド・ブレスト
PSV 3-1(2戦合計:4-3) ユヴェントス
◼︎ラウンド16進出チーム
リヴァプール(イングランド)
→ラウンド16でパリ・サンジェルマン(フランス)orベンフィカ(ポルトガル)と対戦
バルセロナ(スペイン)
→ラウンド16でパリ・サンジェルマン(フランス)orベンフィカ(ポルトガル)と対戦
アーセナル(イングランド)
→ラウンド16でPSV(オランダ)orフェイエノールト(オランダ)と対戦
インテル(イタリア)
→ラウンド16でPSV(オランダ)orフェイエノールト(オランダ)と対戦
アトレティコ・マドリード(スペイン)
→ラウンド16でレアル・マドリード(スペイン)orバイエルン(ドイツ)と対戦
レヴァークーゼン(ドイツ)
→ラウンド16でレアル・マドリード(スペイン)orバイエルン(ドイツ)と対戦
リール(フランス)
→ラウンド16でドルトムント(ドイツ)orクラブ・ブルッヘ(ベルギー)と対戦
アストン・ヴィラ(イングランド)
→ラウンド16でドルトムント(ドイツ)orクラブ・ブルッヘ(ベルギー)と対戦
ドルトムント(ドイツ)
→ラウンド16でリール(フランス)orアストン・ヴィラ(イングランド)と対戦
レアル・マドリード(スペイン)
→ラウンド16でアトレティコ・マドリード(スペイン)orレヴァークーゼン(ドイツ)と対戦
バイエルン(ドイツ)
→ラウンド16でアトレティコ・マドリード(スペイン)orレヴァークーゼン(ドイツ)と対戦
PSV(オランダ)
→ラウンド16でアーセナル(イングランド)orインテル(イタリア)と対戦
パリ・サンジェルマン(フランス)
→ラウンド16でリヴァプール(イングランド)orバルセロナ(スペイン)と対戦
ベンフィカ(ポルトガル)
→ラウンド16でリヴァプール(イングランド)orバルセロナ(スペイン)と対戦
フェイエノールト(オランダ)
→ラウンド16でアーセナル(イングランド)orインテル(イタリア)と対戦
クラブ・ブルッヘ(ベルギー)
→ラウンド16でリール(フランス)orアストン・ヴィラ(イングランド)と対戦