エヴェラウドは2020年に鹿島へ加入すると、初年度から得点ランキング2位の18ゴールを決めて、Jリーグベストイレブンに選出された。
日本で3シーズンを過ごしたあと、2023年にブラジルのバイーアへ移籍。母国復帰1年目からコンスタントに得点を重ね、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで9ゴール1アシストを記録した。2年目の昨季も主力としてプレーし、8ゴール3アシストの成績を残したが、シーズン終盤に入ってからベンチスタートの機会が増えていた。
フルミネンセとエヴェラウドの契約は2026年末までの2年契約となり、背番号は「9」に決定。同クラブ所属の元ブラジル代表DFチアゴ・シウヴァや元同代表MFガンソらとチームメイトになる。
エヴェラウドは移籍に際し、「フルミネンセは素晴らしいビッグクラブであり、今年重要な大会に出場する。このプロジェクトに参加することができてうれしいし、このユニフォームに敬意を表するために全力を尽くす」と決意を語り、「ブラジル国内外のクラブからいくつかのオファーを受けたが、どのオファーも心を動かすものはなかった。ただ、フルミネンセからオファーが来たとき、私は新たな挑戦に臨む時期が来たと確信しました」とクラブ公式サイトでコメントしている。
なお、フルミネンセは今年6月からアメリカで開催される『FIFAクラブワールドカップ2025』の出場権を獲得しており、浦和レッズ(グループE)と隣り合わせのグループFに組み込まれている。両チームが勝ち抜けた場合、ラウンド16で激突する可能性がある。
【ゴール動画&加入発表】フルミネンセが加入を発表/鹿島在籍時FWエヴェラウドのゴール集