2025明治安田J1リーグ第2節が22日に行われ、柏レイソルと川崎フロンターレが対戦した。

 ともに今季から新監督を招へいし、白星発進を切ったチーム同士が激突。
前半はリカルド・ロドリゲス監督が率いるホームの柏が優勢に試合を進める。ハイプレスと素早いトランジションで川崎Fの前進を阻んで主導権を掌握。30分頃には柏が立て続けの決定機を迎えるが、相手GK山口瑠伊の好セーブ連発や、小屋松知哉の強烈なボレーシュートのポスト直撃など得点には至らず、スコアレスで後半へ折り返す。

 試合の均衡が破れたのは50分、川崎Fが先手を取る。左の深い位置から三浦颯太が送ったクロスに合わせ、脇坂泰斗がヘディングシュートをねじ込んだ。

 しかし57分、柏がすぐさま試合を振り出しに戻す。右サイドを崩して久保藤次郎が深い位置からクロスを供給。ボックス中央の小泉佳穂が頭で合わせて押し込んだ。

 川崎Fは64分、古巣対戦の伊藤達哉がゴールネットを揺らしたものの、直前のプレーで味方のオフサイドがあったため得点は取り消される。

 終盤は川崎Fが押し込む時間帯が続いたものの、勝ち越しの1点は奪えずにドロー決着。試合はこのまま終了し、ともに開幕2連勝を逃した。

 次節は26日に行われ、柏はホームでセレッソ大阪と、川崎Fは敵地でアビスパ福岡と対戦する。


【スコア】
柏レイソル 1-1 川崎フロンターレ

【得点者】
0-1 50分 脇坂泰斗(川崎F)
1-1 57分 小泉佳穂(柏)


【ゴール動画】川崎Fの主将・脇坂が先制弾! 直後に柏・小泉が同点弾
 



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