モナコとのラウンド32をPK戦の末に突破したスタッド・ランス。
試合は立ち上がりからスタッド・ランスが攻勢を強め、16分に大きなチャンスを創出。ポゼッションで相手を押し込みつつ、右サイドでボールを持った関根が伊東に縦パスを出す。テンポ良く繋いでテディ・テウマが左サイドに展開。フリーとなっていたセルヒオ・アキエメが左足でゴールを狙うが、シュートは枠の右に逸れてしまった。
対するアンジェも33分に右サイドでコーナーキックを獲得。キッカーを務めたファリド・エル・メラリが右足でアウトスイングのクロスを蹴り入れる。鋭く落ちたボールにジム・アレヴィナが頭で反応。ニアで合わせてヘディングを放ったものの、スタッド・ランスGKイェヴァン・ディウフがビッグセーブでチームを救った。
そんななか、79分にスタッド・ランスが均衡を破る。
しかし、このままタイムアップかと思われた90+5分にアンジェのバンバ・ディエンが起死回生の同点弾をマーク。スタッド・ランスは3試合連続のPK戦に臨むことになった。先攻スタッド・ランスの1人目は中村。真ん中に蹴り込んで成功させた。アンジェは2人目のキッカーがGKにストップされる。スタッド・ランスの4人目には伊東が登場して成功。以降は全員が決め切り、5-3でスタッド・ランスがPK戦を制した。クープ・ドゥ・フランス準決勝は4月2日開催予定となっている。
【スコア】
アンジェ 1-1(PK:3-5) スタッド・ランス
【得点者】
0-1 79分 中村敬斗(スタッド・ランス)
1-1 90+5分 バンバ・ディエン(アンジェ)