昨年11月に就任したルベン・アモリム監督の下でも今ひとつ調子が上がらず、プレミアリーグでは第26節終了時点で勝ち点「30」の15位に低迷しているマンチェスター・ユナイテッド。デンマーク代表FWラスムス・ホイルンドとオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーが目立った成績を残せていないこともあり、来夏の移籍市場ではセンターフォワード(CF)の補強に動く可能性が高いと報じられている。
マンチェスター・ユナイテッドはナポリからガラタサライへレンタル移籍中のナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンを主要ターゲットとして注視している模様。移籍実現のためにはオシムヘンが減給を受け入れる必要があるが、マンチェスター・ユナイテッドとしては6300万ポンド(約119億円)程度を支払う準備があるという。同選手はレンタル期間の満了に伴い、今シーズン終了後には一旦ナポリへ復帰するが、そのまま新天地を探す見込みと報じられている。
また、イプスウィッチ所属のU-21イングランド代表FWリアム・デラップも獲得候補に挙がっているとのこと。22歳のストライカーは今シーズンのプレミアリーグで二桁ゴールをマークしており、現在はチェルシーからの関心も報じられている。4000万ポンド(約76億円)程度での獲得が見込めることから、マンチェスター・ユナイテッドは“第二候補”として動向を注視しているようだ。
一方で、ホイルンドに対してはナポリが関心を寄せているようだが、マンチェスター・ユナイテッドの要求を満たすオファーが提示される可能性は低く、オシムヘンとのトレードも実現は困難と『ESPN』は指摘している。