現在26歳の冨安は、今季開幕前に右ひざを負傷。
イギリス紙『デイリー・メール』が27日(現地時間)に伝えたところによると、アーセナル側は当初、負傷から復帰した冨安の状況を見極めたうえで、シーズン終了後に去就判断を下す予定だった模様。2026年6月30日で契約満了となる冨安の売却に向けて動き出す可能性があったという。
だが、二度目の右ひざ手術によって復帰時期が年末頃までずれ込むことで、今夏アーセナルが冨安の売却に踏み切ることは実質なくなった。『デイリー・メール』のサミ・モクベル記者は「(アーセナルにとって)大きな痛手になるだろう」と、冨安がフリーで退団した場合にアーセナルが損害を被ると指摘。2026年1月から他クラブと自由に交渉できるようになる冨安の未来は、果たして2026年6月以降もアーセナルにあるのだろうか。