チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・ファーストレグが5日に行われ、インテルは敵地でフェイエノールトと対戦した。試合序盤はホームチームが主導権を握ったものの、37分にインテルがマルクス・テュラムの得点で均衡を破る。50分にはラウタロが追加点を挙げてリードを広げ、第1戦を2-0の勝利で飾った。
この試合でもキャプテンマークを巻いて81分間プレーしたラウタロ。チームの貴重な2点目をマークした同選手は、フェイエノールト戦のプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)を受賞した。欧州サッカー連盟(UEFA)は公式サイトで「ゴールのフィニッシュは見事で、ビルドアッププレーにおいて非常に賢明だった。ハーフスペースに下がって攻撃をつなぎ、ハイプレスを効果的に調整し、試合の流れに大きな影響を与えた」と選出理由を説明している。
また、今回のゴールでラウタロのインテル所属時におけるCL通算得点数は「18ゴール」に。『BBC』によると、同大会におけるクラブの歴代最多得点記録保持者である元イタリア代表FWサンドロ・マッツォーラ氏を上回り、ラウタロが新記録を樹立したようだ。さらなる記録更新に期待がかかるなか、インテルは11日にホームでフェイエノールトとのセカンドレグに臨む。