UEFAカンファレンスリーグ(ECL)・ラウンド16の全日程が13日に終了し、準々決勝進出チームが決定した。

 チャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)に続く、“第3の大会”と位置付けられるECL。
今大会の優勝候補に挙げられているチェルシー(イングランド)は、ラウンド16でコペンハーゲン(デンマーク)と対戦し、2試合合計3-1でベスト8入りを果たした。

 DF森下龍矢が所属するレギア・ワルシャワ(ポーランド)はモルデ(ノルウェー)と対戦。2-3と先勝を許して迎えたホームでのセカンドレグは34分に右サイドからの折り返しを森下が押し込んで先制すると、このまま試合は延長戦に突入し、108分にマルク・グアルが決勝点を決め、2試合合計4-3としたレギア・ワルシャワが逆転突破を果たした。なお、森下はフル出場している。

 DF小杉啓太が所属するユールゴーデン(スウェーデン)はパフォス(キプロス)と対戦。ファーストレグは0-1で敗れたものの、ホームでのセカンドレグは3-0で快勝して準々決勝進出を決めている。なお、先発出場した小杉はフル出場した。

 そのほか、フィオレンティーナ(イタリア)やベティス(スペイン)、ラピード・ウィーン(オーストリア)などがベスト8入りを果たしている。

 これらの結果から準々決勝進出する8チームが決定。すでにラウンド16の組み合わせ抽選会が行われた時点で決勝までのトーナメント表は決まっており、準々決勝ではチェルシーと森下が所属するレギア・ワルシャワが対戦することとなった。

 ラウンド16の結果と準々決勝以降の対戦カードは以下の通り。

■ラウンド16
ヴィトーリア・デ・ギマランイス(ポルトガル) 0-4(2試合合計2-6) ベティス(スペイン)
サークル・ブルッヘ(ベルギー) 2-0(2試合合計2-3) ヤギエロニア・ビャウィストク(ポーランド)
ルガーノ(スイス) 5-4(2試合合計5-5/PK戦:1-3) ツェリェ(スロベニア)
フィオレンティーナ(イタリア) 3-1(2試合合計5-4) パナシナイコス(ギリシャ)
チェルシー(イングランド) 1-0(2試合合計3-1) コペンハーゲン(デンマーク)
レギア・ワルシャワ(ポーランド) 2-0(2試合合計4-3) モルデ(ノルウェー)
ユールゴーデン(スウェーデン) 3-0(2試合合計3-1) パフォス(キプロス)
ラピード・ウィーン(オーストリア) 2-1(2試合合計3-2) ボラツ・バニャ・ルカ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

■準々決勝
▼開催日時
ファーストレグ:4月10日(木)
セカンドレグ:4月17日(木)

▼対戦カード
【9】 ベティス(スペイン) vs ヤギエロニア・ビャウィストク(ポーランド)
【10】 ツェリェ(スロベニア) vs フィオレンティーナ(イタリア)
【11】 チェルシー(イングランド) vs レギア・ワルシャワ(ポーランド)
【12】 ユールゴーデン(スウェーデン) vs ラピード・ウィーン(オーストリア)

■準決勝
▼開催日時
ファーストレグ:5月1日(木)
セカンドレグ:5月8日(木)

▼対戦カード
【13】 【9】の勝者 vs 【10】の勝者
【14】 【11】の勝者 vs 【12】の勝者

■決勝
▼開催日時
5月28日(水)

▼会場
ヴロツワフ・シュタディオン(ヴロツワフ/ポーランド)

▼対戦カード
【13】の勝者 vs 【14】の勝者
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