アジア最終予選C組は首位・日本代表を除く5カ国が勝ち点差「1」でひしめき合う大混戦。
立ち上がり7分、インドネシアはラファエル・ストライクがエリア内で倒されてPKを獲得する。しかし、キッカーのケヴィン・ディクスはポストに当ててしまい、絶好の先制機を逃す。対するオーストラリアは15分、CKの流れからこちらもPKを獲得すると、マーティン・ボイルが落ち着いて決めて先制する。勢いそのまま直後の20分、相手のクリアミスを見逃さなかったニシャン・ヴェルピライが抜け出し、ゴールネットを揺らした。オーストラリアがピンチから一転、怒涛の2得点で試合を優位に進めていく。さらに35分にはジャクソン・アーバインが3点目をマーク。インドネシアをさらに突き放し、前半を終える。
後半に入り61分、CKからルイス・ミラーが頭で決めて4点目。対するインドネシアは78分、10番を背負うオレ・ロメニーが反撃の1点を決めるが、オーストラリアはまたもCKからアーバインが決めて再び突き放した。
試合は5-1で終了。3試合連続ドローとなっていたオーストラリアが4試合ぶりの勝利で勝ち点を10に伸ばし、ワールドカップ出場圏内の2位をキープした。
【スコア】
オーストラリア代表 5-1 インドネシア代表
【得点者】
1-0 18分 マーティン・ボイル(オーストラリア)
2-0 20分 ニシャン・ヴェルピライ(オーストラリア)
3-0 35分 ジャクソン・アーバイン(オーストラリア)
4-0 61分 ルイス・ミラー(オーストラリア)
4-1 78分 オレ・ロメニー(インドネシア)
5-1 90分 ジャクソン・アーバイン(オーストラリア)