元大分FWサムエルが“日本語通訳”を買って出る…所属するグアラニにG大阪から髙橋隆大が加入
画像（1枚）
　2022年から24年まで大分トリニータに所属していたFWサムエルが、チームメイトとなったMF髙橋隆大の“日本語通訳”を買って出たようだ。ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。


　サムエルは昨季開幕前に右アキレス腱断裂の大ケガを負い、出場機会はゼロ。昨季限りで大分と契約満了となり、現在は母国ブラジルのグアラニ（3部）に所属している。「24年の開幕前に重傷を負い、私にとっては非常に困難な時期を過ごしました。日本からの帰国後、身体的な再調整とリハビリに重点を置いてここまでやってきました。グアラニはトレーニングでも私生活でも、私をとても大切にしてくれます。今ではどんどん良くなってきている」と順調に復帰への道を歩んでいるようだ。

　グアラニは昨季ブラジル全国選手権2部で最下位に沈み、今季は3部からの再出発を切る。今週末に開幕を控える中、サムエルは「3部は難しいリーグですが、最善の状態で臨まなければなりません。私たちの目標は2部に復帰し、その後は1部に挑戦すること」と意気込みを語っている。

　2部復帰を目指すグアラニの新戦力として、ガンバ大阪から髙橋が加入した。サムエルは「隆大の加入は驚きでした。日本の友人から電話があり、彼がグアラニに加入したことを教えてくれました。
文化が異なり、適応は難しいと思いますが、私はできる限り最善の方法で彼を歓迎したいと思っています」とコメント。「私は日本で日本語を学んだので、今度は彼にポルトガル語を教えて助けになりたいと思っています。そうすればチームでのコミュニケーションもスムーズになるでしょう。みんなの助けがあれば彼は成功できると思う」と期待を寄せた。
編集部おすすめ