2025明治安田J1リーグ第14節が3日に行われ、清水エスパルスと名古屋グランパスが対戦した。

 3連勝中の清水が、降格圏から抜け出せない名古屋と『国立競技場』を舞台に激突。
“オリジナル10”対決の均衡が破れたのは36分、名古屋が先制に成功する。右サイドの深い位置から内田宅哉がクロスを供給。ニアへ飛び込んだ稲垣祥が頭で合わせ、見事なヘディングシュートで2試合連続ゴールを記録した。

 1点リードで折り返した名古屋は、後半立ち上がりに2点目を奪う。右サイドを切り裂いた内田のクロスはブロックされたものの、和泉竜司がこぼれ球をゴールにねじ込んだ。

 その直後、名古屋があっという間に3点目を奪う。速攻で清水の守備を崩し、最後は2列目から飛び出した椎橋慧也が左足でゴールに突き刺した。

 名古屋は清水の決定機逸にも助けられ、3-0のリードを守り切ってアウェイ初勝利となる3試合ぶりの白星を掴んだ。一方、清水は5試合ぶりの黒星を喫し、J1リーグで2014年4月以来となる4連勝を逃した。

 次節は6日に行われ、清水は敵地で柏レイソルと、名古屋はホームでファジアーノ岡山と対戦する。

【スコア】
清水エスパルス 0-3 名古屋グランパス

【得点者】
0-1 36分 稲垣祥(名古屋)
0-2 48分 和泉竜司(名古屋)
0-3 50分 椎橋慧也(名古屋)


【ゴール動画】清水vs名古屋





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