UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグが7日に行われ、PSGはアーセナルと対戦した。敵地でのファーストレグを1-0で先勝していたPSGは、セカンドレグでも先制点を奪うと、後半にさらに追加点を決め、2戦合計3-0とリードする。その後、1点を返されたものの、安定した戦いを見せ、CL決勝進出を果たした。
アル・ケライフィ会長は試合後、インテルとの決勝に向けて「まだ終わっていない。とてもとても重要な試合が残されている。今は祝うが、ミュンヘンでの決勝戦に集中したい」と語り、悲願のCL初制覇へ意気込みを示した。
また決勝進出に導いたルイス・エンリケ監督の手腕を高く評価しており、指揮官がかつて自身に伝えた言葉を回想。「彼は私に、『あなたたちは、これから自分たちのクラブが素晴らしいサッカーをするのを目の当たりにすることになる』と言ったんだ」と振り返り、「彼は『攻撃的なサッカーをしたい』とも言っていた。そしてそれを実行した。彼は世界最高の監督だ」と称賛している。
かつては、ネイマール、リオネル・メッシ、キリアン・エンバぺと豪華なメンバーが前線に名を連ねていたが、CL制覇の夢は叶わなかった。一方で現在は、若手選手を中心とした編成で、ビッグイヤー獲得に挑戦している。
【動画】PSGがアーセナルを下し、決勝進出!