トッテナムに所属するオランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェンが、ボデ/グリムト戦を振り返った。9日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。


 EL準決勝・セカンドレグが行われ、トッテナムは敵地でボデ/グリムトと対戦した。ホームで“ノルウェー王者”を迎え撃ったファーストレグでは、3-1の快勝を収めて大きなアドバンテージを確保したトッテナム。迎えたセカンドレグも63分にドミニク・ソランケの先制弾でスコアを動かすと、69分にはペドロ・ポロが追加点を奪取。敵地開催の第2戦を2-0で制し、トッテナムが2戦合計5-1で決勝進出を決めた。

 試合後のインタビューに応じたファン・デ・フェンは、「信じられない気持ちだ。なんと表現すればいいのだろう。 苦しいシーズンだったが、あと1試合でタイトルに手が届くところまで来た」とコメント。「今日はチームとしてのキャラクター、そしてメンタリティを見せられたと思う。相手にはチャンスをほとんど作らせなかったし、こちらは2点を決めてクリーンシートで勝てた」と勝利の要因を分析している。

 また、今回の一戦は北極圏に位置するノルウェーのボードーで開催。気候やピッチを含め、完全アウェイの環境で勝ち取った白星について、「人工芝だったし寒くて雨も降ったが、そんななかでも2-0で勝てたのはメンタル面の勝利だ」と口に。さらに、「ファンのみんなには本当に感謝してる。
さあビルバオ(決勝の舞台)に行こう。リーグではうまくいってないが、今季を特別なものにできるチャンスはある」と力強く語った。マンチェスター・ユナイテッドと激突するEL決勝は、21日に『サン・マメス』で開催される。
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