リチャーリソン復帰の噂も…エヴァートン指揮官が否定「全くの事実無根」
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　エヴァートンを率いるデイヴィッド・モイーズ監督が、トッテナムに所属するブラジル代表FWリチャーリソンが復帰する可能性を否定した。9日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。


　現在28歳のリチャーリソンはアメリカ・ミネイロやフルミネンセ、ワトフォードでのプレーを経て、2018年7月から4シーズンはエヴァートンでプレーし、2022年7月にトッテナムに加入した。昨季は公式戦31試合出場12ゴール4アシストを記録したが、今季はケガに苦しんでいることもあり、先発出場が公式戦10試合だけになるなど、21試合出場5ゴール2アシストを記録するにとどまっている。

　度重なる負傷の影響もあり、出場機会が限られているリチャーリソンは、トッテナムとの現行契約が2027年6月30日までとなっているものの、即戦力獲得に向けた資金調達のために、今夏に放出される可能性もあることが噂され、エヴァートンが再獲得に興味を示していることが報じられていた。

　そんななか、10日に行われるプレミアリーグ第36節のフルアム戦前の記者会見に出席したモイーズ監督は「リチャーリソンは本当に素晴らしい選手で、私も彼を高く評価している。しかし、私の立場からするとその話は全くの事実無根だとしか言いようがない」と同選手の獲得には動いていないことを明かした。
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