現在26歳のスビメンディは、レアル・ソシエダの下部組織出身で2019年4月にトップチームデビューを飾った。2020-21シーズン以降はクラブの主力に定着すると、ここまで公式戦通算232試合に出場し、10ゴール9アシストを記録している。
昨夏はリヴァプール移籍も噂されたがレアル・ソシエダに残留。今夏の移籍市場では、レアル・マドリードが関心を示していると報じられていたが、アーセナルが獲得レースに勝利したようだ。
ロマーノ氏は自身の公式Xにて、「スビメンディは長期契約にサインすることで口頭合意に達した。アーセナルは6000万ユーロ(約99億円)の契約解除条項を発動させるために手続きを開始する必要がある」と報道。アンドレア・ベルタ新SD(スポーツディレクター)の下、初の新戦力となる可能性が高くなった。
現在アーセナルは、中盤の底を担える選手の補強がポイントと指摘されている。イタリア代表MFジョルジーニョとガーナ代表MFトーマス・パルティが今シーズン限りで契約満了で、前者はブラジルのフラメンゴへの移籍が濃厚と報じられている。一方で、後者はミケル・アルテタ監督が残留を熱望していることから契約延長交渉を行っているようだが、依然として将来は不透明な状況だ。