レアル・マドリードが、ベンフィカに所属するU-21スペイン代表DFアルバロ・カレーラスの獲得に近づいているようだ。大手メディア『ESPN』が報じている。
今シーズンのレアル・マドリードは、ラ・リーガでは2試合を残して、宿敵バルセロナに次ぐ2位フィニッシュが決定。2連覇を目指したチャンピオンズリーグ(CL)では、準々決勝でアーセナルに2戦合計1-5で敗れてベスト8敗退。コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)では決勝まで駒を進めたものの、延長戦までもつれ込んだ激闘の末、バルセロナに2-3で屈した。シーズン開幕前に行われたUEFAスーパーカップ2024や、新設されたFIFAインターコンチネンタルカップ2024ではトロフィーを掲げたものの、主要タイトル無冠で今季を終えることが決まっている。
このような状況を受けて、2021-22シーズンより指揮を執るカルロ・アンチェロッティ監督は、今季をもって退任する。現時点でクラブから公式発表はされていないものの、CBF(ブラジルサッカー連盟)が今月11日、ブラジル代表の新監督としてアンチェロッティ監督を迎え入れることを明かしており、退任は既成事実となった。後任の座には、昨季レヴァークーゼンを率いてブンデスリーガ史上初の無敗優勝を成し遂げたシャビ・アロンソ監督が着くことが決定的だと報じられている。
そして、『エル・チリンギートTV』等複数の現地メディアによると、シャビ・アロンソ監督の契約開始日は6月1日だという。つまり、6月14日から7月13日まで開催されるFIFAクラブワールドカップ2025には、新体制で臨むこととなる。レアル・マドリードは新監督の要望に応え、FIFAクラブワールドカップ2025の前に設けられた特別移籍期間内で、3人の選手を補強する方針のようだ。その3名とは、右サイドバック、左サイドバック、そしてセンターバックだという。
右サイドバックについては、今季限りでリヴァプールを退団するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドの獲得が濃厚で、残すは公式発表のみの段階。
ハイセンについては、マラガのカンテラ(育成組織)に所属していた時にも獲得を試みていたが、当時はハイセン自身がイタリアサッカーでの成長を求めたため、土壇場で契約交渉が破談。ユヴェントス、ローマを経て今季よりプレーするボーンマスでは、主力として活躍を続け、今年3月にはスペイン代表デビューも飾り、一気に注目を集める存在となった。多くのビッグクラブも関心を示す中、ハイセン自身がレアル・マドリード行きを望んだことで、交渉は一気に進展。5000万ポンド(約97億円)の契約解除金を分割で支払うことで合意に達しており、5年契約の締結が決定的となった。
そして、残す左サイドバックの補強については、カレーラス獲得に向けて動きを本格化させているようだ。『ESPN』によると、レアル・マドリードはカレーラスを左サイドバックの最有力候補としており、既にクラブ間交渉もスタートさせた模様。6000万ユーロ(約98億円)を用意して交渉に臨み、獲得を確実視しているとのことだ。クラブ間交渉が完了次第、カレーラスは6年契約を結ぶことになるという。
現在22歳のカレーラスは、14歳だった2017年夏、デポルティーボのカンテラからレアル・マドリードへ移籍。だが、トップチームデビューを飾ることはなく、2020年夏にフリー移籍でマンチェスター・ユナイテッドへ渡った。同クラブのトップチームでも出番を得られず、プレストン・ノースエンドとグラナダへのレンタル移籍を経験。
果たして、レアル・マドリードがFIFAクラブワールドカップ2025の前に迎え入れる3選手は、A・アーノルド、ハイセン、そしてカレーラスとなるのか。今後の動向に注目だ。
【ハイライト動画】マドリー、前節はマジョルカに劇的逆転勝利
今シーズンのレアル・マドリードは、ラ・リーガでは2試合を残して、宿敵バルセロナに次ぐ2位フィニッシュが決定。2連覇を目指したチャンピオンズリーグ(CL)では、準々決勝でアーセナルに2戦合計1-5で敗れてベスト8敗退。コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)では決勝まで駒を進めたものの、延長戦までもつれ込んだ激闘の末、バルセロナに2-3で屈した。シーズン開幕前に行われたUEFAスーパーカップ2024や、新設されたFIFAインターコンチネンタルカップ2024ではトロフィーを掲げたものの、主要タイトル無冠で今季を終えることが決まっている。
このような状況を受けて、2021-22シーズンより指揮を執るカルロ・アンチェロッティ監督は、今季をもって退任する。現時点でクラブから公式発表はされていないものの、CBF(ブラジルサッカー連盟)が今月11日、ブラジル代表の新監督としてアンチェロッティ監督を迎え入れることを明かしており、退任は既成事実となった。後任の座には、昨季レヴァークーゼンを率いてブンデスリーガ史上初の無敗優勝を成し遂げたシャビ・アロンソ監督が着くことが決定的だと報じられている。
そして、『エル・チリンギートTV』等複数の現地メディアによると、シャビ・アロンソ監督の契約開始日は6月1日だという。つまり、6月14日から7月13日まで開催されるFIFAクラブワールドカップ2025には、新体制で臨むこととなる。レアル・マドリードは新監督の要望に応え、FIFAクラブワールドカップ2025の前に設けられた特別移籍期間内で、3人の選手を補強する方針のようだ。その3名とは、右サイドバック、左サイドバック、そしてセンターバックだという。
右サイドバックについては、今季限りでリヴァプールを退団するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドの獲得が濃厚で、残すは公式発表のみの段階。
センターバックについても、ボーンマスに所属するスペイン代表DFディーン・ハイセンの契約をまとめたと報じられている。
ハイセンについては、マラガのカンテラ(育成組織)に所属していた時にも獲得を試みていたが、当時はハイセン自身がイタリアサッカーでの成長を求めたため、土壇場で契約交渉が破談。ユヴェントス、ローマを経て今季よりプレーするボーンマスでは、主力として活躍を続け、今年3月にはスペイン代表デビューも飾り、一気に注目を集める存在となった。多くのビッグクラブも関心を示す中、ハイセン自身がレアル・マドリード行きを望んだことで、交渉は一気に進展。5000万ポンド(約97億円)の契約解除金を分割で支払うことで合意に達しており、5年契約の締結が決定的となった。
そして、残す左サイドバックの補強については、カレーラス獲得に向けて動きを本格化させているようだ。『ESPN』によると、レアル・マドリードはカレーラスを左サイドバックの最有力候補としており、既にクラブ間交渉もスタートさせた模様。6000万ユーロ(約98億円)を用意して交渉に臨み、獲得を確実視しているとのことだ。クラブ間交渉が完了次第、カレーラスは6年契約を結ぶことになるという。
現在22歳のカレーラスは、14歳だった2017年夏、デポルティーボのカンテラからレアル・マドリードへ移籍。だが、トップチームデビューを飾ることはなく、2020年夏にフリー移籍でマンチェスター・ユナイテッドへ渡った。同クラブのトップチームでも出番を得られず、プレストン・ノースエンドとグラナダへのレンタル移籍を経験。
2024年1月、3度目のレンタル移籍でベンフィカへ加わると、シーズン終盤に頭角を現し、昨年夏には完全移籍へ移行した。今季は公式戦48試合出場4ゴール5アシストを記録するなど、不動の左サイドバックに君臨。プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部リーグ)で優勝争いを繰り広げるベンフィカを支えている。
果たして、レアル・マドリードがFIFAクラブワールドカップ2025の前に迎え入れる3選手は、A・アーノルド、ハイセン、そしてカレーラスとなるのか。今後の動向に注目だ。
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