マンCが15シーズン連続のCL出場を決める！　ギュンドアンのバイシクル弾＆ハーランドのPKでフルアムに勝利

　プレミアリーグ第38節（最終節）が25日に行われ、マンチェスター・シティとフルアムが対戦した。

　来季のチャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得を狙うマンチェスター・シティは、前節終了時点で勝ち点「68」でリーグ3位に位置している。4位ニューカッスルとの勝ち点差は「2」であり、この試合に勝利すれば無条件でCL出場が決まるという状況。なお、今季限りで退団するケヴィン・デ・ブライネはベンチスタートとなった。

　対するホームのフルアムはプレミアリーグ創設後としてはクラブ史上最多となる勝ち点「54」を記録している。2011年2月にリーグ戦で引き分けて以来、1度も勝利していない相手に一矢報いたいところだった。

　試合は、立ち上がりからマンチェスター・シティがボールを支配し、ゴールに迫っていく展開となる。対するフルアムは自陣に押し込まれる状況が続くが、堅い守備で得点を許さない。

　しかし、21分に均衡が破れた。マテウス・ヌネスが右サイドからボックス内に持ち込んでループシュート。これはGKベルント・レノが弾いたものの、イルカイ・ギュンドアンがバイシクルでこぼれ球を叩き込み、マンチェスター・シティが先制点を奪った。

　その後、徐々に調子を取り戻したフルアムが何度か決定機を演出。しかし、GKエデルソンの好セーブなどに阻まれて得点には至らず、前半はマンチェスター・シティが1点をリードして終えた。

　後半に入ると、フルアムはよりボールを支配するようになり、得点への道筋を探っていく。一方のマンチェスター・シティは、守備陣の奮闘もあって得点を許さない。

　すると72分、ギュンドアンがボックス内でサシャ・ルキッチに倒され、マンチェスター・シティがPKのチャンスを得る。キッカーのアーリング・ハーランドがGKの逆を突き、マンチェスター・シティに追加点をもたらした。

　そして85分、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は今季限りで退団するデ・ブライネをピッチに送り出す。このまま試合は終わり、マンチェスター・シティが2－0でフルアムに勝利した。

　この結果、マンチェスター・シティは勝ち点「71」の3位でリーグ戦を終え、来季のCL出場権を確保。なお、同クラブは2011－12シーズンから15シーズン連続でCLに出場することになった。

　マンチェスター・シティは、日本時間6月15日に開催されるFIFAクラブワールドカップ2025に出場する。グループGに組み込まれた同クラブは、同6月19日にモロッコのウィダード・カサブランカとグループステージ初戦を戦う予定だ。

【スコア】
フルアム　0－2　マンチェスター・シティ

【得点者】
0－1　21分　イルカイ・ギュンドアン（マンチェスター・シティ）
0－2　72分　アーリング・ハーランド（マンチェスター・シティ／PK）


【動画】ギュンドアンのオーバーヘッド弾でマンCが先制！