そのシーズンのヨーロッパ得点王に贈られるゴールデンシュー。
今シーズンのゴールデンシューに輝いたのは、加入初年度のレアル・マドリードで“エース”としての地位を確立したエンバペ。移籍当初はやや適応に苦戦したものの、程なくしてトップフォームを取り戻し、出場したラ・リーガの34試合で31ゴールをマーク。チームはUEFAスーパーカップ以外のタイトルを逃したが、エンバペ個人としてはピチーチ賞(ラ・リーガ得点王)とのダブル受賞を果たした。レアル・マドリードの選手としては、元メキシコ代表FWウーゴ・サンチェス氏、C・ロナウドに次いで3人目の受賞者となっている。
2位以下にはスポルティング所属のスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュやリヴァプール所属のエジプト代表FWモハメド・サラー、バルセロナ所属のポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキらがランクイン。ギェケレシュの単純な得点数は「39」とエンバペを上回ったが、ラ・リーガの係数が「2」であるのに対してプリメイラ・リーガは「1.5」であるため、ポイント数で惜しくも2位となった。
上位10名の顔ぶれと得点数、ポイント数は以下の通り。
1位 31得点/62ポイント キリアン・エンバペ(レアル・マドリード)
2位 39得点/58.5ポイント ヴィクトル・ギェケレシュ(スポルティング)
3位 29得点/58ポイント モハメド・サラー(リヴァプール)
4位 27得点/54ポイント ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
5位 26得点/52ポイント ハリー・ケイン(バイエルン)
6位 25得点/50ポイント マテオ・レテギ(アタランタ)
7位 23得点/46ポイント アレクサンデル・イサク(ニューカッスル)
8位 22得点/44ポイント アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)
9位 22得点/44ポイント オマル・マルムーシュ(フランクフルト→マンチェスター・シティ)
10位 24得点/42.5ポイント ミカ・ビエレス(シュトゥルム・グラーツ→モナコ)