プレミアリーグのブライトンが、オリンピアコスに所属するU-21ギリシャ代表FWチャラランポス・コストゥラスの獲得に迫っているようだ。12日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。


 現在18歳のコストゥラスは、2019年にオリンピアコスの下部組織へ入団。2022年9月にプロ契約を締結し、2023年1月にギリシャ2部リーグでBチームの一員としてデビューを果たした。この試合でクラブ最年少出場記録を更新すると、2024年にはオリンピアコス史上初のUEFAユースリーグ制覇を達成。2024-25シーズンはトップチームで出場機会を確保し、公式戦35試合出場7ゴール1アシストをマークした。

 今夏の“注目株”としてプレミアリーグの複数クラブから関心を集めていたコストゥラス。そんななか、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルなども注目を寄せる逸材のブライトン加入が決定的となったようだ。『BBC』によると、移籍金2978万ポンド(約56億円)で両者が合意に至った模様。12日にメディカルチェックを受けており、5年契約にサインする予定のようだ。

 なお、今回の移籍金はオリンピアコスにとって最高額となる。また、契約には170万ポンド(約3億3000万円)のボーナスが付帯されており、支払いが発生した場合はギリシャ人選手としての移籍金でも歴代最高額となる見込みである。若手育成に定評があるブライトンで、コストゥラスはどのようなキャリアを歩んでいくことになるのか。
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