現在26歳のクーニャは、2023年1月にアトレティコ・マドリードからウルブスにレンタル移籍で加入。半年後の夏に完全移籍へと移行し、2023-24シーズンは公式戦36試合出場14ゴール8アシストをマークした。迎えた今シーズンも公式戦36試合の出場で17ゴール6アシストを記録。2シーズン連続となるリーグ戦2桁得点を達成すると、今月1日に6250万ポンド(約123億円)の移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに加わった。
1年間の延長オプションが付帯する5年契約を締結し、“赤い悪魔”の一員となったクーニャ。『MUTV』のインタビューに応じた同選手は、「こういった瞬間に最もよく使われる言葉かもしれないが、本当に夢が叶ったという気持ちだ」と現在の心境と口に。「もしかしたら、外部の人たちは僕の決断を理解しにくいかもしれない。でも、ずっとここでプレーすることを夢見ていた人間にとって、決断はとても簡単だった」と移籍の理由を明かしている。
また、「僕にとってユナイテッドのようなクラブは他にない」と新たな所属クラブへのリスペクトを強調。「今季は全員にとって厳しいシーズンだったのは知っている。それでも僕のこの決断は、このクラブが僕にとってどれほど特別か、そしてこのクラブの未来にどれだけ期待しているかを表している」と述べつつ、「そしてもちろん、自分の中にあるこの思いを全て注いで夢のクラブのために全力で戦い、勝利をもたらしたいと思っている」と力強く意気込みを語った。