現在26歳のラインデルスは、2023年7月にAZからミランに移籍。加入初年度から主力として公式戦55試合に出場して4ゴール4アシストを記録すると、今季は公式戦54試合で15ゴール5アシストと得点力に磨きをかけ、セリエA最優秀MFに輝いた。そして今月11日にマンチェスター・シティへと移籍。FIFAクラブワールドカップに臨むメンバーにも選ばれており、デビューが期待されている。
ラインデルスは、自身が参考とする選手について「ケヴィン(デ・ブライネ)のプレーは何度も見てきた。でも、(イルカイ・)ギュンドアンからたくさんのことを学べると思っている。彼を間近で見て、プレーの様子を観察できるのは嬉しいことだよ」と語った。
また、「今季、僕がミランで取り組んできたことは得点力の改善だった。MFとしてゴールを決めることはとても大事だし、僕が求めているのはゴールとアシストだ」と自身が重視しているポイントを述べ、「ミランでも最初のシーズンは、チャンスで冷静になれなかった。そういう場面での自分のプレーを映像で振り返って、2シーズン目はそういう状況に慣れてゴール前で冷静でいられるようにしたんだ」と、ミランで実際に取り組んだことを述べた。
そして、「僕は、ボールを持ち運ぶボックス・トゥ・ボックス型の選手だ。でも、ビルドアップにも顔を出して、最後には攻撃にも参加してゴールやアシストも狙いたい。
「クラブは僕が“8”番の選手だから獲得したんだ。これからは“8”番の選手として、僕がプレーするだけの価値があることを証明し、そのために全力でやらないといけない。本当に楽しみだ。代表でのチームメイトからプレミアリーグについてよく話を聞いていたから、実際に体感してみたかったんだよ」
【動画】ラインデルスがコメント「これは大きなステップだ」