マンチェスター・シティに移籍したオランダ代表MFタイアニ・ラインデルスが、自身のプレースタイルについて語った。16日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。


 現在26歳のラインデルスは、2023年7月にAZからミランに移籍。加入初年度から主力として公式戦55試合に出場して4ゴール4アシストを記録すると、今季は公式戦54試合で15ゴール5アシストと得点力に磨きをかけ、セリエA最優秀MFに輝いた。そして今月11日にマンチェスター・シティへと移籍。FIFAクラブワールドカップに臨むメンバーにも選ばれており、デビューが期待されている。

 ラインデルスは、自身が参考とする選手について「ケヴィン(デ・ブライネ)のプレーは何度も見てきた。でも、(イルカイ・)ギュンドアンからたくさんのことを学べると思っている。彼を間近で見て、プレーの様子を観察できるのは嬉しいことだよ」と語った。

 また、「今季、僕がミランで取り組んできたことは得点力の改善だった。MFとしてゴールを決めることはとても大事だし、僕が求めているのはゴールとアシストだ」と自身が重視しているポイントを述べ、「ミランでも最初のシーズンは、チャンスで冷静になれなかった。そういう場面での自分のプレーを映像で振り返って、2シーズン目はそういう状況に慣れてゴール前で冷静でいられるようにしたんだ」と、ミランで実際に取り組んだことを述べた。

 そして、「僕は、ボールを持ち運ぶボックス・トゥ・ボックス型の選手だ。でも、ビルドアップにも顔を出して、最後には攻撃にも参加してゴールやアシストも狙いたい。
それがこのチームでやりたいことなんだ」と、新たなチームでどのように貢献したいかを語り、次のように自身が果たす役割について続けた。

「クラブは僕が“8”番の選手だから獲得したんだ。これからは“8”番の選手として、僕がプレーするだけの価値があることを証明し、そのために全力でやらないといけない。本当に楽しみだ。代表でのチームメイトからプレミアリーグについてよく話を聞いていたから、実際に体感してみたかったんだよ」


【動画】ラインデルスがコメント「これは大きなステップだ」


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