今夏に、クラブにおけるディフェンダーの史上最高額となる5800万ユーロ(約94億円)でレアル・マドリードに加入したハウセン。すると、入団会見で「ここにやって来るのが僕の夢だった」と語っていた20歳は、18日に行われたFIFAクラブワールドカップ2025・グループHの第1節アル・ヒラル戦で新天地デビューを飾り、憧れの“白亜のシャツ”を纏ってフル出場を果たした。
1-1のドローに終わった試合後、ハウセンは「デビュー戦としては良い出来だったと思う。より良い結果を出すために、チームは手応えのあるプレーができたけど、結果は出なかったね。引き続き努力していこう」と振り返り、「トレント(・アレクサンダー・アーノルド)は素晴らしい選手で、レアル・マドリードに多くのものををもたらしてくれるだろう」と同じくデビュー戦となったアーノルドについて語った。
また、前半はラウール・アセンシオと、後半はオーレリアン・チュアメニとCBでコンビを組んだ同選手は、「アル・ヒラルが強力なチームだと知っていたので、とくにサプライズはなかった。アセンシオとも、チュアメニともプレーしやすかったよ」と披瀝。さらに、「まだ汗をかいている。とても暑かったけど、それは両チームにとって同じ条件」と酷暑についても触れている。
ハウセンのレアル・マドリードでの初勝利がかかる次戦は、22日のパチューカ(メキシコ)戦となる。