プレミアリーグのアストン・ヴィラが、マンチェスター・ユナイテッドからレンタル加入していたイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードらの退団を正式発表した。6月30日、クラブ公式サイトで伝えている。


 今季のプレミアリーグで19勝9分10敗を記録し、6位フィニッシュを果たしたアストン・ヴィラ。ウナイ・エメリ監督の下で3年目を迎えた同クラブは、昨季から順位を2つ落としたものの、来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。

 そんななか、アストン・ヴィラは今年2月にマンチェスター・ユナイテッドから買い取りオプション付きレンタルで加入したラッシュフォードの退団を発表。シーズン途中の加入ながら公式戦17試合出場4ゴール5アシストをマークしたが、4000万ポンド(約79億円)と報じられる買い取りオプションの行使には至らなかったようだ。

 また、同じく冬の移籍市場でパリ・サンジェルマン(PSG)からレンタルで加入したスペイン代表MFマルコ・アセンシオの退団も決定。公式戦21試合出場8ゴール1アシストの成績を残した同選手も、約半年間のレンタルを終えて所属元クラブに復帰することになる。

 なお、2選手以外にもチェルシーから今シーズン終了までのレンタル移籍で加わっていたフランス代表DFアクセル・ディサシが退団。スウェーデン代表GKロビン・オルセンとイングランド人DFコートニー・ホースも契約満了に伴う退団が決まり、合計5選手がアストン・ヴィラを去ると発表されている。
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