現在25歳のセメニョはブリストル・シティの下部組織出身。サンダーランドなど国内クラブへのレンタル移籍を挟みながら成長を遂げ、2023年1月にボーンマスへ完全移籍を果たした。加入1年目の2022-23シーズンは公式戦11試合の出場にとどまったものの、翌シーズンから主力に定着。3年目となる今季は公式戦42試合に出場し、13ゴール6アシストをマークした。
今シーズンのプレミアリーグで15勝11分12敗を記録し、9位フィニッシュを果たしたボーンマス。クラブ史上最多勝ち点を積み上げたボーンマスを牽引したのは、左ウイングを主戦場としながら攻撃陣を牽引したセメニョだった。同選手に対してはリヴァプールやマンチェスター・ユナイテッドなどからの関心が噂され、本人もチャンピオンズリーグ(CL)でのプレーを希望していると報じられたため、今夏の移籍市場で注目を集める存在となっていた。
そんななか、ボーンマスがセメニョとの契約延長を発表。新たな契約期間は2030年までの5年間となっている。残留が決まったセメニョは、クラブ公式サイトを通じて以下の通りコメントしている。
「このクラブで僕はピッチ内外で大きく成長できた。プレシーズンに戻る前に契約できてとても嬉しい。