プレミアリーグのボーンマスが、同クラブに所属するガーナ代表FWアントワーヌ・セメニョとの契約延長を発表した。7月1日、公式サイトで伝えている。


 現在25歳のセメニョはブリストル・シティの下部組織出身。サンダーランドなど国内クラブへのレンタル移籍を挟みながら成長を遂げ、2023年1月にボーンマスへ完全移籍を果たした。加入1年目の2022-23シーズンは公式戦11試合の出場にとどまったものの、翌シーズンから主力に定着。3年目となる今季は公式戦42試合に出場し、13ゴール6アシストをマークした。

 今シーズンのプレミアリーグで15勝11分12敗を記録し、9位フィニッシュを果たしたボーンマス。クラブ史上最多勝ち点を積み上げたボーンマスを牽引したのは、左ウイングを主戦場としながら攻撃陣を牽引したセメニョだった。同選手に対してはリヴァプールやマンチェスター・ユナイテッドなどからの関心が噂され、本人もチャンピオンズリーグ(CL)でのプレーを希望していると報じられたため、今夏の移籍市場で注目を集める存在となっていた。

 そんななか、ボーンマスがセメニョとの契約延長を発表。新たな契約期間は2030年までの5年間となっている。残留が決まったセメニョは、クラブ公式サイトを通じて以下の通りコメントしている。

「このクラブで僕はピッチ内外で大きく成長できた。プレシーズンに戻る前に契約できてとても嬉しい。
ファン、スタッフ、チームメイト、クラブを取り巻くすべての人々にとても感謝している。本当に素晴らしい場所だし、ボーンマスに戻り新シーズンに向けて引き続きハードワークを続けられることを楽しみにしている」
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