清水エスパルスは2日、「クラブからのお願い」としてSNSの投稿についての声明を発表した。

 昨今、ファン・サポーターなどによるSNSの利用方法で様々な問題が起こっているJリーグ。
清水は声明で「このたび、対戦相手クラブ所属選手に対し、SNS上で誹謗中傷や心ない言葉が投稿されている事実を確認いたしました」と報告した。

 また「選手やその家族、関係者への誹謗中傷、差別的な発言、プライバシーを侵害する投稿は、心身に大きな負担を与えるだけでなく、チーム、クラブ、ひいてはサッカー界全体の活動にも悪影響を及ぼします」とし、「清水エスパルスは、いかなる誹謗中傷や差別的な言動を決して容認いたしません。今後もこのような行為が確認された場合、関係機関と連携し、法的措置を含めた厳正な対応を検討いたします」と、厳しい対応を検討すると発表した。

 清水では「① 政治的、思想的、宗教的主義、主張または観念を表示しまたは連想させるもの」、「② 差別的、侮辱的な内容、表現を含むもの」、「③ 選手やチームを応援または鼓舞する目的が認められないもの」、「④ その他社会通念上不適切な内容と認められるもの」を含む表現・行為を一切認めていないとしている。

 さらに「試合やトレーニング、イベント等、他者(クラブスタッフ、ファン・サポーター含む)の肖像権を侵害する、または侵害のおそれがある写真・動画の撮影およびSNSへの投稿はお控えください。投稿内容(文面)も同様です」と、今回の件以外においても、SNSでの投稿に関するお願いをしている。
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