現在28歳の三笘は、川崎フロンターレから2021年8月にブライトンへ完全移籍加入した。その後、ユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー)へのレンタル移籍を経て、2022-23シーズンからチームに復帰すると、徐々に存在感を発揮し、ここまでクラブ通算108試合出場で24ゴール20アシストを記録している。
2024-25シーズンはプレミアリーグでの日本人最多得点記録を更新し、日本人選手史上初となる同リーグでの2桁ゴールを達成。また、クラブ内の年間最優秀ゴール賞を2年連続で受賞したほか、ファン選出のリーグのベストイレブン候補にも名を連ねるなど、活躍を見せている。
そんな三笘には複数クラブから関心が寄せられており、今冬の移籍市場ではポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドらが所属するアル・ナスル(サウジアラビア)からオファーが届いたがこれはブライトンが拒否。さらに、今夏の移籍市場ではバイエルンの獲得候補リストに挙げられていることが噂され、三笘自身も移籍に前向きになっていることが報じられていたことから、去就には注目が集まっている。
しかし、今回の報道によると、三笘はブライトンに対して残留を望んでいることと、2027年6月30日までと残り2年となっている現行契約の延長を希望していることを伝えたという。
これを受け、かねてより、三笘の残留を望んでいたブライトンは三笘と交渉して、条件改善と契約延長について協議することを熱望している模様で、チームの重要性を反映した新契約で、三笘の活躍に報いたいと考えていることが伝えられている。