かつてリヴァプールを率いたユルゲン・クロップ前監督が、亡くなった同クラブのポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタを悼んだ。

 イギリスメディア『BBC』などが報じたところによると、3日午前0時30分ごろ、ジョッタと弟のアンドレがスペインのサモラ州で車を運転していたところ、交通事故に遭った模様。
追い越し中にタイヤがパンクして道路から外れ、その後火災が発生したと伝えられている。享年28歳。弟のアンドレも26歳の若さで亡くなった。ジョッタは、婚約者のルーテ・カルドーソさんと結婚式を挙げたばかりであり、2人の間には3人の子どもがいた。

 クロップ前監督は、ジョッタが2020年9月にリヴァプールに加入してから自身がリヴァプールを去った2024年夏まで、同選手を指導していた。クロップ前監督は自身のインスタグラムで次のように追悼した。

「今は本当に言葉を失っている。きっと、この出来事にも、もっと何か大きな意味があるはずだが、私にはそれがわからない。ディオゴと弟のアンドレの訃報を知って、胸が張り裂ける思いだ。ディオゴは素晴らしい選手であるだけでなく、私の素敵な友であり、愛情深く思いやりのある夫であり父親だった。君のことを、本当に本当に寂しく思うだろう。ルーテ、子どもたち、ご家族、そして彼を愛してくれたすべての方々に、私の祈りと想い、そして力を捧げる。
安らかに眠ってください。愛を込めて」
編集部おすすめ