ファルカオは1986年2月10日生まれの現在39歳。
2011-12シーズンから2年間プレーしたアトレティコ・マドリードでは、公式戦91試合の出場で70ゴールを挙げるなど、得点を量産。初年度には個人としてEL連覇を達成し、2年目にもコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)を掲げた。その後加わったモナコでも“ゴールハンター”として活躍を続け、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーへのレンタル移籍も経験。2016-17シーズンにはポルトガル代表MFベルナルド・シルバ(現:マンチェスター・シティ)やフランス代表FWキリアン・エンバペ(現:レアル・マドリード)、さらには同国FWヴァレール・ジェルマン(現:サンフレッチェ広島)らとともに、モナコでリーグ・アンを制覇を成し遂げた。
以降はガラタサライ、ラージョ・バジェカーノと渡り歩き、2024年夏、およそ23年ぶりに母国のミジョナリオスへ“カムバック”。筋肉系トラブルにも悩まされながら、公式戦29試合の出場で11ゴールをマークし、さすがの得点力を発揮していた。
2025シーズンのアペルトゥーラ(前半戦)をもってミジョナリオスを離れることが決まり、ファルカオは自身の公式Instggram(@falcao)を更新。次のような言葉で、率直な心境を明かした。
「夢は叶うもの。
「すべての試合、すべてのプレーに、毎分、命と魂と心を捧げてきた。それが僕にとっての宝物だ。応援の言葉、スタンドからの歌声、そしてこの色が僕の魂に強く刻み込まれている。ミジョナリオスの役員、コーチングスタッフ、チームメイト、サポーター、そしてクラブで静かに働くすべての方々に、感謝の言葉を捧げるよ。確かなのは、僕らを結びつける絆が永遠に続くことだ。僕がどのような立場になろうと、このクラブ、そしてサポーターとの絆は永遠に続く」
「一緒に進んでいこう。そして忘れないでほしい。“いつも、いつだって、僕らにはミジョナリオスがある”とね」
なお、南米版『ディアリオ・アス』によると、ファルカオが現役を続行するか否かは、現時点で不透明だという。現役を続ける場合は、フリーエージェントとして移籍市場に出ることとなるが、現時点で新天地となりそうな具体的なクラブ名は挙がっていない。少なからず、今後数週間以内には、ファルカオの将来が明るみに出てくると報じられた。
【動画】ファルカオが夢を叶えた1年間の物語