現在33歳のコウチーニョは、ヴァスコ・ダ・ガマの下部組織出身で2008年夏にインテルが完全移籍で獲得。
イングランドの水に慣れ始めると、持ち前のテクニックとミドルシュートを武器に5年間にわたり活躍。すると、2018年1月にバルセロナへの完全移籍が発表された。しかし、1億4200万ポンド(約277億円)という高額な移籍金に見合うパフォーマンスを披露することはできず、バイエルンやアストン・ヴィラへのレンタル移籍を経験。2022年5月にアストン・ヴィラへ完全移籍するも、かつての輝きを取り戻すには至らなかった。
2024年夏には、古巣ヴァスコ・ダ・ガマへレンタル移籍。レンタル期間終了後はアストン・ヴィラへの復帰が予定されていたが、4日、ヴァスコ・ダ・ガマへの完全移籍が正式に発表された。アストン・ヴィラはクラブ公式声明で「フィリペのこれまでの貢献に感謝し、今後のキャリアにおける成功を祈っています」とコメントしている。