バーンリーは5日、マンチェスター・シティからイングランド代表DFカイル・ウォーカーが完全移籍で加入することを発表した。契約期間は2027年夏までの2年間となる。


 現在35歳のウォーカーは2017年夏にトッテナムからマンチェスター・シティに加入し、長らく右サイドバック(SB)の主軸として活躍。同クラブでは公式戦通算319試合出場6ゴール23アシストを記録し、プレミアリーグ4連覇やチャンピオンズリーグ(CL)制覇などに大きく貢献してきた。

 しかし、2024-25シーズンの前半戦はパフォーマンスが安定せず序列が低下すると、レンタル移籍で今年1月にミランに加入。初の国外移籍で公式戦16試合に出場したものの、契約に付帯していた買い取りオプションは行使されず、レンタル満了で“ロッソネリ”を退団していた。

 1年でのプレミアリーグ復帰を果たしたバーンリーは今夏の移籍市場ですでに8選手を獲得していたなか、イングランド代表96キャップを誇る大物が加入。ウォーカーはバーンリー加入に際し、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。

「スコット(※トッテナムとイングランド代表でチームメイトだったスコット・パーカー監督)から来シーズンの計画を聞いて、僕はこのチャンスに飛びついた。バーンリーは昨季、素晴らしい守備力を発揮して、チャンピオンシップで100ポイントを稼いでプレミアリーグに戻ってきた。このエキサイティングなチームに自分の経験とクオリティーを加えるのが待ちきれないよ!」
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