岐阜は4月20日、ウィリアム・トギと仮契約を締結し、本人からもチームに加入する意思を示す正式なコメントを受領していた模様。
しかし、残すは正式契約の署名のみという段階で、ウィリアム・トギとの連絡が途絶え、その後も進展はなかったとのこと。この状況を受け、岐阜は6月以降、日本サッカー協会(JFA)と連携して事実確認を進めていたと発表。その過程で、第三者機関の確認によって、岐阜側に契約手続き上の過失がないことが明らかになった。
そして6月末、ウィリアム・トギ側から岐阜との契約を破棄する意向が示され、さらにルワンダ共和国のクラブと新たに契約合意に至った可能性が判明したと、契約の経緯について説明した。
今後、岐阜はウィリアム・トギの代理人に正式な説明を求めると述べた。また、契約内容と照らし合わせ、二重契約などの重大な違反行為が確認された場合は、国際サッカー連盟(FIFA)への提訴を含めた法的措置も視野に入れ、厳正に対処していくと発表した。
なお岐阜は、仮契約を締結した段階であったためクラブに金銭的損失は発生していないと発表しており、今後については進展があり次第、改めて報告するとしている。
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